日帰り白内障手術day surgery

当院では金曜日の午後、日帰りの白内障手術を行っています。
白内障の手術は濁った水晶体を取り除き、かわりに眼内レンズ(人工水晶体)を入れます。

※当院は年間約500症例の白内障手術を手掛けています。

手術の流れ

術前検査(前日までに)

  • 他の目の病気がないか調べます
  • 目薬で瞳が広がるかどうか調べます
  • 細菌がいないか検査します
  • 眼内レンズの度数を決めます

※患者様の生活を詳しくヒアリングしながら、どのレンズを入れるか院長とじっくり話し合います。
ここで術後の見え方や合併症についてなど詳しく説明します。

当日

麻酔

※通常は点眼麻酔のみですが、痛みに弱い患者様は結膜の下に局所麻酔の注射をすることもあります。

手術(約10~20分)

濁った水晶体を超音波で砕きながら吸引し、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。
手術時の切開は2.2mmと小さく、自然にふさがるので縫合はしません。

眼帯をして帰宅

手術後は眼帯をして帰って頂きます。手術をした反対の眼が見えにくいという方、どうしても運転をして帰らなければいけない方には、眼帯ではなく保護眼鏡を着用して帰って頂きます。眼帯をした方も翌日には眼帯を外せます。

主な設備

Signature 超音波乳化吸引装置

より安全な手術をするため、最新型の超音波乳化吸引装置Signatureを導入しています。
この機械の導入により、より短時間で安全な手術ができ患者様の負担を軽減することが可能になりました。

Carl Zeiss 手術顕微鏡

立体感にもすぐれ、より鮮明な画像が見えるため、手術の精度を高めることができます。

費用について

単焦点レンズ

1割負担の患者様 約20,000円(片目)
3割負担の患者様 約43,000円(片目)

 多焦点レンズ(選定療養)

2020年4月から多焦点眼内レンズが高度先進医療から外れて選定療養という枠組みに変わりました。
眼内レンズと一部の検査代が自己負担になります。
眼内レンズの種類によって自己負担いただく金額が異なり、
自己負担額は11万円から22万円の範囲となります。

※詳細については受診時にお問い合わせください。

多焦点レンズ(保険適用外)

約320,000円(片目)
※高度先進医療が適用されますので、患者様が入っておられる民間の生命保険によっては、費用が給付されることもあります。詳しくはお問い合せください。

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